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毎月の支払いを軽減したい場合に有効な繰上げ返済方法、「返済額軽減型」について、その仕組みを紹介しましょう。
■返済額軽減型繰上げ返済のしくみ
返済額軽減型の繰上げ返済は、返済額分残高を減らし、残り期間を同じとして、毎月の返済額を再計算します。下図では、水色部分の面積分だけ繰上げ返済することで、オレンジ色部分の利息が節約できます。

具体的な数値を上げるとイメージしやすいでしょう。例えば、全期間固定3%のローンで、残り期間20年、ローン残高が2000万円の時に、200万円繰上げ返済すると、毎月の支払額がちょうど10%減り、今後の総支払額も10%減ります。200万円自己資金を入れていますから、約66万円の利息削減効果が得られます。ただし、期間短縮型に比べ、利息の削減効果は限定的です。
返済額軽減型による繰上げ返済の効果(金利は3%で計算)
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残高 |
残り期間 |
毎月の支払額 |
今後の総支払額 |
今後支払う利息 |
| 繰上げ返済前 |
2000万円 |
20年 |
110,919 |
26,620,560 |
6,620,560 |
| 繰上げ返済後 |
1800万円 |
20年 |
99,827 |
23,958,480 |
5,958,480 |
| 繰上げ返済の効果 |
11,092 |
2,662,080 |
662,080 |
期間短縮型による繰上げ返済の効果(金利は3%で計算)
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残高 |
残り期間 |
毎月の支払額 |
今後の総支払額 |
今後支払う利息 |
| 繰上げ返済前 |
2000万円 |
20年 |
110,919 |
26,620,560 |
6,620,560 |
| 繰上げ返済後 |
1800万円 |
17年4ヶ月 |
111,085 |
23,105,680 |
5,105,680 |
| 繰上げ返済の効果 |
2年8ヶ月 |
-166 |
3,514,880 |
1,514,880 |
■返済額軽減型のメリット
返済額軽減型のメリットは、利息を節約できることのほか、毎月の支払いが楽になることが挙げられます。手元にある程度のお金があるものの、子供の教育費など、今後の月々の支払いが厳しくなることが分かっている場合に、効果を発揮します。
このほか、返済期間が10年未満となり、住宅ローン減税の適用が受けられなくなる場合など、ローンの返済期間を短くしたくない場合にも有効です。
また、手元のお金をどんと運用するには不安があるものの、こつこつと積み立て型の金融商品で運用したい場合にも返済額軽減型は有効です。上の例であげた11,092円を20年間積み立てると、金利1%で 2,886,807 円、3%で 3,409,787 円、5%で 4,049,561 円になります。(いずれも税引き後)もっとも、 200万円を利率5%で20年間運用した場合、税引き後でも 4,382,246 円になりますが。
■我が家の繰上げ返済
我が家では、2度にわたって期間短縮型の繰上げ返済を行いましたが、借り換え時に10年ローンとしたため、住宅ローン控除の関係でそれ以上期間短縮出来なくなりました。そこで、3度目の繰上げ返済は、返済額軽減型としました。以下にその効果を紹介します。なお、金利は2.525%として計算しています。
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残高 |
残り期間 |
毎月の 支払額 |
総支払額 |
負担軽減額 |
450万円 返済 |
返済前 |
893万円 |
6年9ヶ月 |
12万円 |
1418万円 |
40万円 |
| 返済後 |
444万円 |
6万円 |
1378万円 |
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